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松平法式

松平洋史子の祖母松平俊子は、佐賀藩侯爵鍋島直大の六女として生まれ、厳しい躾のもとに育てられました。女子教育の必要性を痛感し、社会的な各種の役職を兼務しながら、日本女子高等学院(昭和女子大学前身)の二代目の校長を努め、教壇に立ちながら、学園の発展に寄与してきました。その間に残した生き方教本である「法式」を、「松平家の教え」として時代を超えてなお受け継がれて行くものとして再現しています。
 その教えは、自分以外の何かの為に、自分以外の誰かのために自らの人生の一部、もしくは全てをかけて成し遂げる覚悟の強さです。しなやかな強さと、深い優しさを持ち、周囲から信頼され愛される。これと決めたことをやり遂げられる、人や自分の人生を充足させることができる為の教えです。
 松平家の歴史は、武家社会の模範となるべき責任と、人間としての道理を守り抜いてきた歴史と信じています。
 そこに貫かれている生き方を、「松平法式」といいます。